電力自由化とは?発送電分離とは?

電力自由化とは電力に関する規制をなくすことです。

私たちが現在使っている電気には規制があります。

電力会社は私たちに電気を売っていますが、
関東では東京電力、大阪では関西電力のように
決まった地域の電力会社から電気を買うことになっています。

電力自由化が進むと、東京に住んでいても
関西電力から電気を買えるようになります。

さらに大手電力会社だけでなく
特定規模電気事業者などから電気を買うこともできます。

特定規模電気事業者とは、
大規模な時価は流伝設備のある人や企業から電気を買い取り、
大手電力会社の送電網を使って電療句を供給する
電気の小売業者です。

ガス会社や通信会社などが特定規模電気事業者として
参入しています。

電力会社が増えれば競争になり電気代が安くなったり
サービスが向上したりすることが考えられます。

電力の自由化が進んでいるドイツでは
1000以上の電力会社があり
各家庭が自由に電力会社を選んでいます。

また、東日本大震災などの時のように
電気が足りなくなった場合、
他の会社に頼ることもできます。

現在は工場やデパートなどの電力は
自由化がなされていますが、
各家庭の電気やコンビニなどの小規模店舗では
大手電力会社しか選択肢がありません。

家庭向け電気が自由化されるためには
発電だけでなく送電の仕組みも整える必要があるためです。

特定規模電気事業者はその施設の整備ができません。

電力を自由化するためには
発送電分離という仕組みを取り入れる必要があります。

現在大手電力会社が管理している
送電システムを別の組織で運営させることで
電気の小売業者も各家庭へ
電力を供給することができるようになるのです。

ただ、現在の送電線の能力はたくさんの電力会社が
送電できるシステムになっておらず
能力を高めるために莫大なお金がかかります。

そのお金をだれが負担するのか、
電力自由化にはまだまだ大きな壁があるのです。